日本の女性シンガーソングライター

日本の女性シンガー・ソングライターのオリジナルアルバムを紹介するブログです。ストリーミング配信等されていないアルバムをこのブログで紹介していきたいと思っています。

日本の女性シンガーソングライターを追い続けて2020年で丸40年になります。きっかけは1980年頃に売れていた中島みゆきや八神純子の影響です。この約40年間で聴いてきたアルバムは数知れずですが、昨今の聴き放題サービスのおかげでそれまで知らなかったアーティストにもたくさん触れる事ができました。そんなわけで昨年急に思い立ち、1972-2019までに発売された女性シンガー・ソングライターのオリジナルアルバムの中で、AmazonミュージックとSpotify両方で配信されているアルバムを年代別にリスト化してみました。
そのリストがこちらです。


ここに掲載しただけでも、おそらく数百枚あると思いますが、実はまだまだ掲載されていないアルバムがあるのです。2020年1月現在、中島みゆき、竹内まりや、aikoは、聴き放題サービスに参入していません。彼女たちは日本のミュージックシーンの中でもTOPアーティストですから、そのうち配信される日は来ると思います。しかし、CDがリリースされたまま消えて行ったアーティストも数多く存在します。サブスクどころか、配信すらされていないアーティストもたくさんいるわけです。それぞれにさまざまな事情があると思うのですが、良く聞く理由が『担当者不在』『契約書がない』『アーティストが許諾しない』などです。音楽というのはもちろんビジネスなわけですから勝手に配信するわけにはいきません。この先配信されるかどうかわからない作品を誰が世の中に残すんだ!と思うと、このジャンルのものは自分がやるしかないのかもしれません。別に誰にも頼まれていないんですけどね(笑)。という事で、サブスクや配信されていないアルバムをこのブログで紹介していきたいと思っています。もちろん何もかも所有しているわけではありませんし、あくまで個人のコレクションの範疇です。そしてこのブログを始める事で、所有していないCDを買う楽しみが増えるような気がしてワクワクしてはいますが(またCDが増える)。
このブログを始めるきっかけになったのは『obscure city pop cd's 1986-2006』という本です。この本の中には女性シンガー・ソングライターの作品が非常に少なかったので、ならやっぱり始めてみようかな?と急に思い立ちこれを書いています。もちろん不定期更新にはなりますが宜しくお願いします。

2020年1月17日 長井英治


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雨・ア・ガ・リ/高部知子(1984)

3人組のわらべのメンバーとして活躍した、高部知子のアルバムです。A面には岡村孝子2曲、谷山浩子2曲、イルカ1曲の楽曲が収録されています。岡村孝子が提供した「雨の街」はアルバム「夢の樹」の中でセルフカヴァーされています。もともと谷山浩子が提供した「おやすみ」がデビューシングルの予定でしたが、例のニャンニャン事件で発売中止になってしまいました。復帰後に発売されたアルバムだったためか、いまひとつ注目されなかったアルバムです。

11人の私
雨の街
白いハイヒール
ひらがなダンス
片思いはHappy気分
おやすみ
そこに春が
気になるあいつ
青い嵐
白い仔犬
手の中の涙
夢のメトロノーム

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Heart Land/イルカ(1985)

イルカが1985年に発売したオリジナルアルバム。サウンドプロデュースを林哲司が手掛けたシティポップ的アプローチのの名盤。先行シングルで発売された「もう海には帰れない」を収録。イルカのボーカルが入っていなかったら、オメガトライブや菊池桃子のアルバムなんじゃないかと思わせるサウンドですが、イルカ流のシティポップもなかなかですよ!おすすめの1枚。

ハートランド
雨のディスタンス
もう海には帰れない
私のキッチン・ファーム
ゲームは終って
ミスターTV
NYCは遠すぎて
日曜の地図
コンクリの都会で
ビロードの夜


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とまり木/柴田容子(1978)

1974年と1975年のヤマハのポプコンで優秀曲賞を受賞した柴田容子のアルバムです。このアルバムは1996年に一度だけCD化されていて、itunesでも配信されています。ヤマハ原盤の楽曲はまだサブスクに参入していないので、ご紹介します。B面の4曲目に収録されている「うまくいかなくても」は八神純子の「JUNKO THE BEST」の中で、八神純子がカヴァーしている曲です。自分は八神純子のバージョンを先に知ったので、柴田容子のバージョンは後追いです。

ふられたあとで
とまり木
永遠の流れの中で
思いきり抱きしめて
旅愁
白い朝
ハートブレイクハウス
カントリーガール
うまくいかなくても
オーヴァー・ザ・マウンテン


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Simulation/門あさ美(1985)

活動中、一度もライブ活動を行わなった門あさ美が、まるで本当のライブをやっている雰囲気で録音した「疑似ライブアルバム」です。このアルバム単体ではCD化されておらず、BOXセットの中で聴くことが出来ます。アレンジもアルバムとかなり違うのである意味面白い作品かもしれません。コンサートパンフレット的なブックレットも封入されているので、どこかで見つけたら是非チェックしてみてください。

オープニング
ファッシネイション
Lonely Lonely
月下美人
美姫伝説
Night
お好きにどうぞ~お好きにせめて~

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Mayumi/五輪真弓(1977)

1977年に五輪真弓がフランスで発売した、全曲フランス語のアルバムです。国内盤は発売されなかったので、このLPはヨーロッパ盤です。収録曲のうち5曲がアルバム「えとらんぜ」の中で聴くことができます。フランスで活動するうちに母国語の美しさに気づいた彼女は、日本に戻り「さよならだけは言わないで」を制作し大ヒットさせることになるのでした。


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君よ優しく素直になれ/野本直美(1983)

ポプコンに出場し、シングル「かなしみ通り」でデビューをした野本直美のデビューアルバム。アコースティック・ギターを基調としたシンプルなサウンドが特徴で(石川鷹彦がアレンジ)、サウンドに合わせて、彼女もあえて控えめなボーカルで歌っています。同時期にデビューした、佐々木好、稲葉喜美子と共に大好きなアーティストだったのですが、世の中が華やかなサウンドを求め始めた時期だったという事もあり、大きなヒットにはならず残念!

恋唄
風に吹かれて
影踏円舞曲
ごめんね
永遠の少年
ちょっとばいばい
君住む町
悲しみは語らず
ひとり語り
友よ

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Cat/宮原芽映(1981)

のちにレベッカなどの楽曲を手掛ける作詞家として活躍する、宮原芽映のファーストアルバム。先行シングル「土曜の夜でもないのに」「10YEARS」を収録。とてもポップでファンタジックなアルバムなのですが、未だCD化になっていないという非常に残念なアルバム。「10YEARS」は宇宙に旅立った恋人が10年後に戻ってきたらまったく歳をとっていなかったという、ドラマ「神はサイコロを振らない」を思わせる内容の名バラード。中古レコードでも滅多に見かけない1枚なので、見つけたら是非お買い上げを。

ミルキーキャット
V・T・R
土曜日の夜だというのに
あの娘とメンソール
一枚の時間
悪魔のように微笑んで
黄昏メトロ
木枯らしキャット
10 YEARS


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City of Angels/小林明子(1988)

小林明子、4枚目のオリジナルアルバムです。ファンハウス時代の楽曲はまだストリーミングサービスに参入していないようですのでご紹介します。リチャード・カーペンターがプロデュースしたアルバムなのですが、小林明子の声はカレンに激似ということで、当時二人で夜ヒットにも出演していたのを覚えています。バブル時期の作品なのでかなり予算をかけて制作されたのか、まったく古さを感じさせません。小林明子自身の楽曲は3曲と控えめですが「China River」が特に素晴らしい楽曲です。何故かあまり売れなかったのですが、今更ながら評価していただきたい名盤です。

Rainbow, Rainbow
Put Another Memory On The Fire
Hold Me
How Could I Ask For More?
Beg, Borrow & Steal
Let's Fall In Love Forever
Suddenly Love
China River
Only The Angels Know
The Reply


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Message damour/渡瀬マキ(1995)

リンドバーグのボーカル渡瀬マキが1995年に発売したソロアルバムです。リンドバーグのイメージで聴くとかなり面食らうと思います。「あなたのほほえみ」は矢野顕子の書下ろし曲ですが他はすべて渡瀬マキが作詞を手掛けていて、曲も4曲渡瀬マキが書いています。1曲目の「message dámour」はムッシュかまやつ作曲のボッサナンバーですが、まるで今井美樹のアルバムの中の1曲のようです。アレンジは佐藤準なのでそれはそれで納得なんですけど。当時オリコンの最高位が8位だったので、結構売れていたアルバムなんですが、まだ聴いていない方は是非チェックしてみて下さい。おススメ!

message dámour
fake flower
いちにちだけの音信不通
恋をしてた
happiness
さよならの夜見つけた空
ゆっくり すきになりたいの
Wedding blue
星の降る街
あなたのほほえみ


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